陽だまりの中で

~香川フリーランスのぼやき~

HelloWorldからのC#入門!簡単な九九表作成してみよう

f:id:hidamarinonakade:20150228165056p:plain

はじめに

こんにちわ。

かなたです。

 

今回はプログラム言語C#について記事にしてみたいと思います。

C#についての前置きや開発環境などについては他のブロガーさんにお任せするとして、私は私の勉強の復習もかねて1から書いていこうと思います。

 

あくまで私の復習かねての記事となるので、多少わかりづらいところもあるとは思いますがご了承ください。

私の記事はコンソールアプリケーションをもとに記載しています。

 

 

 

いざC#で開発!

デバッグする前にしておきたいこと

C#で開発にあたって利用するであろうツールが「Visual C#」です。

C#はメモ帳などでも書いてビルドしたりもできますが、非常に面倒です。

そのため、すべてこのツール一つで実行してくれるVisual C#は大変便利です。

しかし、このツール・・・。

普通にプログラムを組んでデバッグしてしまうとすぐにコンソール画面を閉じてしまいます。

 

それはどういうことかというと、プログラムが正常に稼働したのでそのまま終了してしまうわけです。

「そしたらブレイクポイントでも設定すればいいのか??」

 それもありですが、今回はキー入力を待って、キー入力を感知したら閉じるようにしたいと思います。

プログラムの最後に

「Console.ReadKey();」

を入れてあげることでキー入力待ちの状態で待機してくれるようになります。

 

初心者お決まりのHelloWorld

プログラミングでお決まりなのが「HelloWorld」という言葉

これは、ほぼどのプログラミングでも最初に表示させることになるであろう決まり文句です。

今回もまずはこの表示から行います。

C#において文字の表示方法については二つあります。

「Write()」「WriteLine()」です。

これら二つの違いは改行するのか、しないのか・・・ただそれだけです。

 

Console.Write("Hello World");
  • Write()メソッド
    ()の中の文字列を画面に表示します。
  • "(ダブルクォーテーション)
    表示したい文字列を"と"ではさみます。
  • ;(セミコロン)
    ここまでが一つの文であることを示しています。

これを実行した場合こう表示されます。

f:id:hidamarinonakade:20150228173503p:plain

Console.WriteLine("Hello World");
  • WriteLine()メソッド
    ()の中の文字列を画面に表示して、改行します。

これを実行した場合こうなります。

f:id:hidamarinonakade:20150228173503p:plain

どうですか?違いが判りますか?

・・・

・・・・・・

はい、わかりませんね。

だって一行分しか書いてませんからね・・・。

それではもう一行書いてみたいと思います。

試しに「Console.Write("改行");」を追加したいと思います。

 

「Console.Write("Hello World");」に追記した場合

f:id:hidamarinonakade:20150228174314p:plain

 

「Console.WriteLine("Hello World");」に追記した場合

f:id:hidamarinonakade:20150228174447p:plain

どうですか?

違いが判りましたか?

このように改行されるものがWriteLine()メソッドです。

 

変数

変数とは数値や文字などを格納しておける箱のようなものです。

変数には整数型実数型などがあります。

 

今回は整数型と実数型を紹介しておきます。

整数型
  • sbyte
    -128~127の数値が入ります。
  • byte
    0~255の数値が入ります。
  • short
    -32768~32767の数値が入ります。
  • ushort
    0~65535の数値が入ります。
  • int
    -2147483648~2147483647の数値が入ります。
  • uint
    0~4294967295の数値が入ります。
  • long
    -9223372036854775808~9223372036854775807の数値が入ります。
  • ulong
    0~18446744073709551615の数値が入ります。
実数型(小数点以下が使えます)
  • float
    ±1.5×10^⁻45~±3.4×10^38の数値が入ります。
  • double
    ±5×10^⁻324~±1.7×10^308の数値が入ります。
  • decimal
    ±1×10^⁻28~±7.9×10^28の数値が入ります。

九九表の作成 

これまで学んだことをもとに九九表を作成してみましょう。

一段毎考えていくことにしましょう。

 

まずは1の段から・・・。

1×1、1×2、1×3・・・と続いいていきますね?

こういった、1ずつ増えていく数字を表すにはi++などと表記します。

 

まずは箱を用意してあげましょう。

ここでは試しに「retu」という変数名にします。

1列目、2列目などという意味合いでわかりやすいためです。

int retu = 0;

int変数でretuという変数名の箱を用意し、中に「0」を入れました。

 

1段目の計算をした結果を保管する「kotae」という箱も作りましょう。

int kotae = 0;

これも列同様、int変数でkotaeという変数名の箱を用意し、中に「0」を入れました。

これで答えを保管する箱が用意できました。

 

それでは1段目の計算を式にしてみましょう。

kotae = 1 * retu;

あとはretuの数字が1~9まで順に出るように繰り返し処理を入れたいと思います。

 

繰り返しにはfor文を使います。

for(int i = 0; i <10; i++)

{

}

この例ではiを0~9まで繰り返し処理しています。

iが0~9の時{と}の中のプログラムを実行します。

 

今回の場合は

for(int retu = 1; i<10; retu++)

{

kotae = 1 * retu;

Console.Write(kotae);

}

という形になります。

1×1、1×2と順番に1×9まで計算を実行し、その都度コンソールに計算結果を表示させています。

これで1の段は終わりです。

 

次に2の段3の段と実行させていきましょう。

もうお気づきの方もおられるかもしれませんが、段の方もfor文処理を入れることで簡単にプログラムが組めます。

下に文を書きますが、一度自分で考えてみてください。

そして、できたならば見比べてみることをお勧めします。

int kotae = 0;

for(int dan = 1; dan<10; dan++)

{

 for(int retu =1; retu<10; retu++)

 {

  kotae = dan * retu;

  Console.Write(kotae);

  }

 Console.WriteLine();

}

以上のプログラムにある「Console.WriteLine();」は改行です。

一つの段の計算が終わるたびに改行しています。

これを実行すると以下のようになります。

f:id:hidamarinonakade:20150228185815p:plain

 

無事九九表が作成できました。

しかし、これでは列同士がくっついていて見づらいですね・・・。

これを見やすく整えれば本当の意味で九九表の完成です。

整え方は非常に簡単なのですが、今回は紹介しません。

次回紹介しますので、それまで各人少し考えてみてください。

なお、コメントでのネタバレなどはお控えください♪

無事できた方は、心の中でほくそえんでいてくださいね♪

 

 

おわりに

今回初めてC#について書いてみましたがどうだったでしょうか?^^;

見づらい部分や誤った部分ももしかしたらあったかもしれません。

その部分についてはコメントやはてブ等においてやさしくご指摘いただければ幸いです。

私もC#初心者の身ですので、皆さんと一緒に学びつつ成長していきたいと思います。

私の飽き性が発動されるまで(⁉)、最後までお付き合いくださいませ。

 

 

C#の絵本

C#の絵本