グレーボックス編マップの作成
はじめに
お約束通りかなりの時間が空いてしまいました。
申し訳ありません^^;
仕事に加え、ブログのデザイン変更を行っていたところ思ったよりもてこずっておりまして、まだそちらの方完了しておりません。
デザインの方見づらいところもあると思いますがもうしばらくご了承ください。
それでは、今回はグレーボックスでのマップの作成を行っていきたいと思います。
グレーボックス編マップの作成
加算ブラシと減算ブラシ
「モード」パネルにあるBSPブラシはデフォルトでは加算ブラシというものになっています。
BSPブラシをビューポートへドラッグ&ドロップすると選択した形状のブラシが追加されるはずです。
これはマップ上にその形状を加算していることになります。
それに対して、減算ブラシは加算ブラシの上に重ねることで重なった部分を減算・・・削り取ることができます。
これら二つの機能を用いてマップを作成していきます。
加算ブラシを使ってみる
まずは適当にマップを作成してみることにします。
1. まずは「モード」パネルから「BSP」>「ボックス」ブラシを選択してビューポートへドラッグ&ドロップします。
2. 1で作成したボックスブラシのサイズを「X=1000、Y=600、Z=200」に変更し、位置を「X=0、Y=100、Z=110」に変更します。
3. もう一つボックスブラシを追加して、サイズを「X-200、Y=300、Z=200」位置を「X=130、Y=-350、Z=110」に変更します。
減算ブラシを使ってみる
次に減算ブラシを用いてトンネルを作成してみましょう。
1. 「モード」パネルから「BSP]>「ボックス」ブラシを選択してビューポートへドラッグ&ドロップします。
2. ブラシタイプを「Subtravtive」に変更しましょう。これで減算ブラシになりました。
3. サイズを「X=100、Y=600、Z=100」位置を「X=350、Y=100、Z=60」に変更します。これでトンネルが一つできたはずです。
もう一つ作ってみましょう。
4. ボックスブラシ4を選択した状態で「Ctrl」+「C」でコピーして、「Ctrl」+「V」でペーストし、ボックスブラシ5を作成します。
5. 位置を「X=-430、Y=100、Z=110」に変更します。
これで二つ目のトンネルが作成されました。
ジオメトリの編集
「モード」パネルには一番右に「ジオメトリの編集」モードというものがあります。
これは、ブラシやボリュームの形状を加工できるモードです。
「ジオメトリの編集」を使うことでアクタの「面」や「辺」「頂点」を編集できるようになり、スロープの作成などに使用することができます。
キーボードショートカットの「SHIFT」+「S」でも切り替えが可能です。
スロープを作ってみる。
1. ボックスブラシ3を選択します。
2. 「モード」パネルの「ジオメトリの編集」を選択し、押し出しボタンを選択したらボックスブラシ3の面を選択し、引っ張って面を手前に押し出します。*1
3. 「押し出し」機能から「編集」機能に切り替え、先ほど押し出した面の上部を選択します。
4. そのまま下に押し下げます。
これでマップの作成は終了です。
ここでみなさんは異変に気づきましたでしょうか??
そうです、すべて地面から少し浮いているのです。
これはフロアマップの厚さを10に設定しているために起こったミスです。
はい、すいません。私のミスで隙間ができてしまいました。
お手数ですが、フロアマップの厚さを「20」に変更お願いいたします。
これで隙間が埋まったはずです。
プレイヤーのスタート地点を設定する
次にゲームが始まるときのプレイヤーのスタート位置を設定します。
「モード」パネルの「配置」>「基本」から「プレイヤースタート」を画像の位置にドラッグ&ドロップしてください。
以上で設定は終わりです。
かなり簡単ですね。
おわりに
なんとも中身の薄い記事となってしまいました。
まぁ、私のスキル自体が低いのでこのような記事になってしまうのも納得・・・ですね(笑)
フロアマップのミスも申し訳ありません^^;
みなさんはスムーズに作成できましたでしょうか??
上手く作れたら、ぜひ「プレイ」の「New Editor Window」からゲームをプレイしてみてください。
上手くできたならば、ぜひオリジナルのマップ作製にチャレンジして機能を使いこなしてくださいね!
次回はまた考え中です。
少し私もやりたいことができましたので、先にそちらの実験??をやってみたいと思います。
またそれをブログで公開できたらなぁ・・・なんて思っております。
あと、仕事が過密になっておりブログ更新がまた少し遅れてしまうかもしれません。
のんびりと気長にお待ちいただければ幸いです。
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hidamarinonakade.hatenablog.com
*1:「押し出し」を選択したときに座標系が「ワールド」になっていると、「押し出し操作は、ローカル座標系でのみ機能します」といった警告が出ることがあります。その場合、自動的にローカル座標系に切り替えられますが、「押し出し」以外の機能に戻ると、自動でワールド座標系に変更されます。